Ｎｏ．４４ Ｎｏ．４４
| 2013.3.3 |
３月に入って、ようやく暖かくなってきました。
春はすぐそこまで来ていますね。
でも、展示運転の朝は、まだまだ冬の寒さでした。
キハ７０２も、相変わらず白煙を吹き上げながらのエンジン始動です。
車両は、午前 キハ７０２、午後からはキハ３１２を使用しました。
かわいいお客さんが乗車してくれました。
乗り心地はいかがでしたか？
昭和１１年製のキハ７０２は、今年で７７歳！ 喜寿のお祝いです。
おじいちゃんにだっこされてる感じかな？
暖かくなって体がほぐれると、作業もどんどん進みます。
それと同時に、雑草との戦いも開始！
３月といえど、早くも除草対策が始まりました。
今年は先手必勝！？ 草の根が芽を出す前に、掘り返して土を篩い分けます。
〜 ２月の作業日より 〜
「２番線を、特急『いなば』が通過しま〜す！」
…というのは会員の遊び心なのですが、(^^)
軽いジョークで片づけるには惜しい、何ともシュールな光景が見られました。
資料館裏手に設置していた物置が、なんと柵原口駅（仮）の駅舎に大抜擢！
長年住みなれた吉ヶ原駅を離れ、一路、柵原口駅を目指します。
（写真右）操車担当の誘導合図は、ちょいとブレークタイムですよ。（笑）
軌道を走行する、イナバ物置。 「100人乗っても…」 いえいえ。添乗禁止ですので！
昔の冷蔵貨車のように見えなくもないですが。やはり異様な姿。
ちなみに、特急『いなば』は岡山−鳥取間を結ぶ、ＪＲの特急列車です。
無事、柵原口に到着。
ただの物置が、駅舎に大変身！ 右写真は、午後の展示運転の様子です。
柵原口駅（仮）は、閉塞扱いの訓練を目的に設置したもので、駅長を配置しています。
一日会員さんの乗降はできませんので、ご了承くださいませ。
| 2013.4.7 |
吉ヶ原に春が来ました！
待ちに待った春。もう寒いのはしばらくご勘弁を！
今年は桜の開花が早かったので、展示運転日には、ちょうど桜が満開のはず…でしたが。
前日の土曜日から、日本列島各地には暴風雨が吹き荒れてしまいました。
本線の若桜は花付きが良くない上に、風で飛ばされたようで、ちょっとイマイチな感じ。（左）
それでも、老木 “駅長桜” は、今年もしっかりと咲き誇ってくれました。（右）
晴れたり、曇ったり、小雨が降ったりと、実にややこしいお天気。
早朝の準備中がいちばん晴れてたように思います。
今回、もっとも春らしい１カット。
ユキヤナギ、芝桜、チューリップにスイセンと、見事なコラボレーションで構内を飾ります。
３番線の線路が少し延びて、有効長が増えました！
展示運転中にギムネ、釘打ち、バラス投入、護輪軌条締結、踏板設置などの最終工程を進めて、
展示運転終了後に入線試験を行いました。
今まで線路がなかった場所まで貨車を押し込むと、すごく不思議な感じがしますね。
線路延伸にあわせて、３番線ホームへ車椅子で上がれるスロープを整備してまいります。
| 2013.5.4〜5 |
快晴！ 子供の日の吉ヶ原駅は、ご家族連れの楽しそうな笑顔で包まれました！
芝生でお弁当をひろげるのも良し、のんびり走る汽車に揺られるのも良し。
「 お父さんが子供だった頃はね・・・」
最新鋭の娯楽施設もいいですが、お父さん、お母さんが昭和の時代を語り出す。
そんな 「動く」 昭和の世界を、ご家族で体感して頂ければ幸いです。
今年のゴールデンウィークも、５月４日、５日と二日間続けて行いました。
１日目の４日（土）はあいにくの曇り空で、ちょっと肌寒いお天気でしたが、
昨年１１月の展示運転以来、６ヶ月ぶりに客車列車が登場！
編成は片上方に機関車を連結し、ＤＤ１３−５５１＋ワム１８０７＋ホハフ２００４＋ホハフ２００３の混合列車です。
茶色い旧型客車が柵原口に停車すると、何とも言えない哀愁を醸し出します。
こういう情景は曇天の方がいい雰囲気が出ますね。
今回、気動車は３番線での発着としました
終端の線路がちょっとだけ伸びました。お気づきになりましたか？
１日目撤収後、ホームには可愛らしい貨物列車が。
昔のローカル私鉄でありがちな光景ですね。
すっかり毎年恒例になりました、和気・徳永さんのこいのぼり。
ホームで元気に泳いで、列車をお出迎えします。
２日目、５月５日の客車編成は、柵原方に機関車を付け替えて
ＤＤ１３−５５１＋ホハフ３００２＋ホハフ２００４の編成で走りました。
こんもり丸い、新緑の山がきれいですね！
気動車の併結運転も久しぶりです。
キハ７０２の出力調整に時間を要し、しばらくは併結ができない状態でしたが、
ようやくキハ３１２とのバランスを取ることができました。
もちろん、キハ７０２の簡易塗装との併結も初めてです。一味違った趣がありますね。
２日間の展示運転を終えて、構内では入換が続きます。
コトラもようやくお目覚め！？
過ごしやすい季節もつかの間。
これから蒸し暑くなりますが、またのご来園をお待ちしております。