展示運転リポート２８

2009.10.4

２００９年１０月４日。３６４日ぶりに定期展示運転を再開いたしました。
ぎりぎりながら一年以内に再開することができ、再びみなさんにお会いできましたことを、嬉しく思います。

また、休止期間中の作業にも多数のご参加を頂き、保存会一同、心よりお礼申し上げます。

吉ヶ原駅や車内も、久しぶりに一日会員さんで賑わいます。
澄み切った青空の下、キハ７０２の汽笛が高らかに響きます。

グッズコーナーも充実。片鉄マグネット、缶バッジが人気ですよ。
駅長猫コトラの卓上カレンダーも発売開始です。（コトラのブログで通販中）

コトラも、今日は一段とはりきって・・・　います。　すっかり段ボール箱がお気に召したようですが。（笑）
そんな駅長に代わって、弟子のホトフ（下津井駅長＠研修中）は仕事熱心。まるで助役さんみたい！？

今回の運転は、キハ７０２の単行。全便、柵原方本線の２往復運転としました。
検修庫方面（片上方面）は、分岐器の改修工事をこれから着手するところです。
工事が完了するまで、柵原方のみの運転となります。ご了承ください。

９月第４週には、作業会員さんの手でワックスがけ。（写真：左）
夕日に照らされた７０２が美しく輝く！

展示運転終了後に実施した、キハ３０３の試運転。

一日を無事に終え、作業会員のみなさんと、保存会一同で記念撮影。
今後とも展示運転をよろしくお願いいたします。

第１日曜日。　吉ヶ原に、汽車の汽笛が戻ってきました。

展示運転を再開して２回目。今回はキハ７０２と３０３の併結運転も実施しました。
国鉄の名車、キハ０７と０４の協調運転。１カ所でも不具合があると、実現できません。
この夢のような光景、少しでも長く残したいと思います。

午後からはあいにくの雨模様。　でも、雨の展示運転も綺麗ですよ。

ヘッドライト、信号、踏切。そして先月からは踏切の反応灯が点灯。
構内の明かりもずいぶん増え、現役時代の景観へと、少しずつ戻っていきます。

片上鉄道の踏切反応灯は、鳴動開始で点灯、遮断完了で点滅表示になります。
ホームからよく見えますので、展示運転にご来園の際、ご覧になって下さいね。

吉ヶ原は、早くも冬支度。
冬季用配置のための入換で、回送の客車列車が本線に出ました。
寒くなると機関車の起動が困難なので、その間、客車もお休みです。

「おいこら、引っ張るなよ！」　駅長猫コトラと、下津井駅の見習いホトフは、
今日も仲良く！？お仕事です。　コトラ駅長！ふてくされないで下さい。(^^;

キハ３０３のロングシートには、一日会員さんがずらり。
実はこのモケット、あちこち破れてみすぼらしかったのですが、
先月、当て布をして補修したんです。少しは気持ちよくお座り頂けたでしょうか？

２００９．１１．２２　美咲町産業祭　「ぽっぽまつり」が開催されました。
柵原ふれあい鉱山公園での開催は２年ぶり。
今回も汽笛が鳴り響く会場で大いに盛り上がりました！

１番線からはキハ３０３、２番線からはキハ７０２が発車。
午後からは２両を連結して運転しました。

今回は残念ながら、恒例の「ふるさと号」はお休みしましたが、
客車の暖房を炊いて、暖かい休憩所としてお使いいただきました。

地元特産品がずらりと並ぶ屋台も大盛況。つい食べ過ぎてしまいます。
イベント最後の大抽選会と餅まき、これはなかなか興奮しますねぇ！

たくさんのご来場、ありがとうございました。